【住友林業に風車工事中止を求めます!】私たちの美しい風景や健康、家を奪わないでください!

【住友林業に風車工事中止を求めます!】私たちの美しい風景や健康、家を奪わないでください!

開始日
2021年10月30日
署名の宛先
住友林業株式会社 代表取締役社長 光吉 敏郎 様
署名活動成功!
378人の賛同者により、成功へ導かれました!

この署名で変えたいこと

私ども、青山高原保健休養地住民の会は、住友林業株式会社が三重県津市白山町垣内南布引で建設中の風力発電所事業の工事中止と、完全撤去を求めます。

理由は、以下の通りです。

■過去の実例からも、健康被害が出る可能性は極めて高いと言わざるを得ません。

  •  建設中の風車は2,000kwですが、2,000kwの風車は同じ青山高原の伊賀市上阿波では1.4~1.7kmの住民に睡眠障害や頭痛などの被害を出し、夜間停止、被害者宅への2重サッシ、エアコンの設置などで対処しています。
  • 現在、三重県内では風車被害の大きさが明らかになるにつれ、多くの反対運動が起こり、県議会でも取り上げられています。
  • また、静岡県、愛媛県など全国で夜間停止、夜間避難などの対策が行われ、自主避難や引っ越しを余儀なくされた例も多くあります。
  • 現在建設中の風車は1番近い定住者宅からは約658m。1km以内には70軒も住居があり、多くの住民に被害が出ることが予想されます。
  • 住友林業(株)が、良い住宅と良い住環境、特に良く眠れ安らぐ家を提供する会社であるのであれば、我々の住環境を壊す事業は中止すべきです。

■住宅・土地の価格が下がる可能性があります

  • 青山高原保健休養地は自然豊かな「保養地」です。現在、全世界・全国で健康被害の実態が明らかになりつつある「風車」がこれ程近くに立つことで、今後、土地・家屋の売買が極めて難しくなることは明白です。
  • 住友林業(株)が「社会・環境に配慮した責任ある調達活動」を目指しているのであれば、他人の財産を損なう事で利益を得るような事業は、中止し、見直しをすべきです。

■3当地は「保養地」であり、重篤な健康被害、また命の危険に晒されている住民がいます

  • 当地は「青山高原保健休養地」の名の通り、ただの別荘地ではなく「保養地」であり、化学物質過敏症をはじめ、アレルギー疾患など、療養のために移住してきた住民を抱えております。
  • そのうちの一人、住民Kさんは、重篤な化学物質過敏症を患い、低周波にも極めて感受性が高い体質であり、過去に重篤な痙攣、発作、呼吸困難に悩まされ、生死を彷徨い、入退院を繰り返してきました。数年前に療養のために当地に移住し少しづつ回復中ですが、現在でも、扇風機、電子レンジなどの家電、携帯、もちろんクーラーも使えません。
  • 彼女は、過去の病歴から、風車が立つと極めて高い確率で病気の症状が重くなり、場合よっては命の危険に晒される可能性があります。
  • また、騒音などで窓が開けられなくなった場合は、クーラーも扇風機も使えず、熱中症で命を落とす危険性もあります。
  •  この件は、Kさん自身が、何度も担当の住友林業 資源環境事業本部 環境・エネルギー部に訴えましたが、満足のいく回答と対応を得たことはありません。
  • 住友林業(株)が「女性、子ども、マイノリティ、社会弱者を含む、あらゆる人々の人権を尊重する」企業であるならば、御社の事業の犠牲となり、生命の危機や引っ越しを余儀なくされる弱者を苦しめるような事業は中止するべきであります。

■当地は「保養地」であり、低周波に弱いと言われる高齢者が多く住んでいます。

  •  当地は「保養地」であり、老後、静かな余生を楽しむために移住・または別荘を購入した高齢者が多くおります。
  • 今回1番風車に近い定住者の70代ご夫婦の家は、風車から約658Mしか離れていません。
  • 高齢者は、低周波をより敏感に感じると言われています。
  • 住友林業(株)が「超高齢化社会に応える事業」について、真剣に取り組むのであれば、低周波に敏感な高齢者の安らぎの場所を、健康被害を引き起こす可能性の高い危険な場所に変える可能性のある事業は中止し、自然を愛する高齢者の静かで安全な暮らしを尊重するべきであります。

■景観の損失。当地1番の伊勢湾ビューポイント。ダイヤモンド富士の景色を阻む風車。

  •  当地は晴れた日には伊勢湾を見渡すことができ、ダイヤモンド富士を見ることも出来る景観が財産のひとつです。
  • 現在建設中の風車4基は、当地で1番景色の良い場所から、全て間近に見える場所に立ち、自慢の景観を壊しつつあります。
  • ダイヤモンド富士も、風車に阻まれる可能性が高くなってきました。
  •  自然は繋がっております。住友林業私有林が中心とはいえ、大規模な自然破壊が間近で行われていることにより、土砂災害の心配、野鳥の消滅、鹿の増加など、今までの例を見る限り、さまざまな影響が高い確率で予想されます。
  • 住友林業(株)が「自然と調和した美しい街並みづくり(生物多様性の保全)」を目指すのであれば、人々が大切にしている景観を壊し、自然サイクルを壊し、そこに暮らす人々の暮らしに多大な悪影響を与える事業は、中止すべきです。

■住民とのコミュニケーション皆無で進められた事業です

  • この風車事業計画は2018年3月に経産省の再生可能エネルギー発電事業計画認定を受けていますが、当地の住民へは2021年の8月まで全く知らされる事なく、住民説明会も一切開催されることなく工事が進められてきました。
  • これは、固定買取制度事業計画策定ガイドライン「地域との関係構築」を完全に無視した行為です。
  • 住友林業(株)が「対話を通じて地域社会の持続的な発展に貢献」する企業であれば、このようなルールを無視し、対話の必要性も無視した事業は直ちに中止し、地元住民との対話を始めるべきです。

 

■FIT認定駆け込みのための倫理規定無視

  •  今回の事業計画は、出力制御装置を利用することで、環境アセスメントが必要のない規模に抑えており、住民からは「住友林業ともあろうものが、そのような脱法行為に近い事業展開をするのか?」と抗議が出ています。
  • これに対して、住友林業 資源環境事業本部 環境・エネルギー部 担当者は「固定買取制度の価格が下落していく中で、時間のかかる環境アセスメントを避けたかった」と説明しています(2021年9月説明会より)
  • 住友林業が、本当に地球環境を考え、地域社会に貢献し、SDGsの趣旨「誰一人取り残さない」を実行する企業であろうとするのならば、FIT(固定買取制度)終了に慌てた駆け込みで工事を急がず、まず、工事は一旦中止し、計画策定ガイドラインや社内の倫理規定に従って住民によく説明し、住民生活や自然環境への影響がないということの理解と支持を得た上で事業を行うべきであります。住民生活や自然環境への影響が大きいと懸念される場合は、工事を中止するべきであります。

 

■私たち住民の会は、諦めずに、全国に訴え続けます。

  •  私たち青山高原保健休養地の住民・株主は、十分な説明や対話なく、自らや一緒に住む地域の仲間の健康や静かな暮らし、財産を損害するような事業には、断固として抗議します。
  • どうぞ、みなさま、お力を貸してください!

署名活動成功!

378人の賛同者により、成功へ導かれました!

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意思決定者(宛先)

  • 住友林業株式会社 代表取締役社長 光吉 敏郎 様
  • 三重県知事 一見勝之様
  • 津市長 前葉 泰幸様